現在における
最先端の歯科再生技術にPRP(Platelet Rich Plasma)療法があります。日本語では
「多血小板血漿療法」です。骨の再生や傷の治りを早く改善させ、しかも痛みを伴わずに回復させる働きがあります。患者さま自身の血液を治療前にあらかじめ採血します。それを遠心分離機という機械にかけて血小板を濃縮したものを患部に戻します。
メリットとして
①抜歯後の傷の治りがよい
②腫れや痛みの減少
③骨幅、骨量の少ない部位でもインプラントがより安全、確実に行える
④患者さま自身の血液を原料とするのでウイルス感染の危険性は低い
⑤止血効果が高い

などが挙げられます。

PRPはインプラントを埋入するためだけではなく、今後歯科医療を快適に受けるため不可欠な技術となりうるでしょう。